里帰りから戻った途端のRSウイルス
里帰りから自宅に帰ってきたその日の夜。
兄(以下いち)が39度の熱を出した。ゴホゴホと痰が絡んだような咳。鼻水もずるずる。数日前から咳をしていたが、ここにきて一気に悪化したような感じだった。
実家に帰っていた間、いちはばあばにべったり。この2カ月くらい一緒に眠っていなかったので(この寂しくもフリーダムリゾート期間についてはまた書くとする)、旦那とっしょに2人の寝かしつけをどのようにするかいろいろと話していた。
一人目のときと違い、いまいち積極的に育児に絡んでこない旦那(仕事が忙しかったのももちろんあるのだが)。
「家に帰ってからはサブじゃないからね!ヘルプのつもりでいないで、あくまでも自分も主であることを意識してよね!」と何度も念をおしていた。
夜いちを寝かしつけている間、妹(以下みーみ)はネムリラで旦那とリビングにいた。みーみは割かしよく眠る子だ。泣くのはおなかがすいた時くらい(しかしかなりの食いしん坊で、空腹時のぎゃん泣きには目を見張るものがある)。
リビングで旦那がアイロンがけをしたりしていたため、しばらく一緒にいたのだ。
おっぱいの時間、みーみが泣いたので眠っているいちを置いてリビングで授乳。体調不良だったいちは眠りが浅かったらしく、物音で起きて泣く。
授乳を終え、寝室に戻り一緒に眠ったのだが、次の授乳もリビングで行い、その最中にいちが目を覚ましたため、いちの中では「母いない⇒リビングで赤ちゃんといる⇒自分もリビングで眠りたい」となってしまい、泣きながらリビングから動かなくなってしまった。
仕方なく布団をひっぱってきて、いちとわたしはリビングで、旦那とみーみは寝室で眠ることになった。
翌日。いちの熱はさらにあがった。食欲もなく、咳もひどい。風邪のときに出現する「荒ぶる神、いち」になってしまった。
結果としては…RSウイルスでした。
RSウイルス、新生児がかかったらやばいやつ!母からもらって生まれてきた免疫も、母乳の免疫もぶち破って侵入してくるRSウイルス。
そしてかかったら入院になることが多いらしい。
ググればググるほど焦る焦る。
そして、いちはまた一人実家へとお泊まりすることになったのでした…
ごめんね、いち。
それにしても。
新生児との生活ってこんなにも穏やかだっけ、というくらいに静かで平和。
いちを出産したとき、とある友人から「いまは全然大変じゃないから!2歳とかになったらもっと大変だからね」といわれカチンときたことがある。
その時は毎日必死でいっぱいいっぱいだったから。
ママレベルは赤ちゃんの成長とともにあがっていく。新生児育児が大変じゃないといっても、自分のレベルが低いのだから苦しいのは当たり前だ。
子育てはいつだって「いま」が一番大変なのだと思っている。
しかしある程度レベルが上がって、新生児クエストにチャレンジしてみるとたしかに楽だ(もちろん子供によるが)。経験から生み出される余裕って本当に大事なのだよな。
ということで、数日間の延長バケーションを満喫中。
しかし気がつくとスマホにはいっているいちの写真を見ていたりする。
早く元気になって帰ってこいよ。
2人目のおっぱい事情 乳腺炎対策
一人目、母乳でひどくつらい思いをしたため、出産前から母乳についてはかなりびびっていた(退院後すぐの胸切開にはじまり、断乳まで定期的に乳腺炎に悩まされる)。
37週で一度乳腺をひらいておくとスムーズだ、と聞いたため帝王切開前日に小沼さん(地元のゴットハンドと名高い母乳マッサージ)を予約。
一人目のときにお世話になった漢方屋さんにも電話をし、都内から乳腺炎対策の漢方を取り寄せておいた。
しかし予想外に早い帝王切開になってしまったため、乳腺を開く間もなく入院になってしまった。
出産して子はNICUへと入院。授乳できるのはなんと1日2回だけ・・・もう乳腺炎になるフラグがたちまくっていた。
救急搬送された病院では助産師さんが多く、毎朝検温や子宮の戻りをみるついでにおっぱいのチェックもしてくれるのだが、産後3日目あたりで看護師さんがつまんだ乳首から母乳がにじんだのをみて愕然とした。
なぜ・・・
なぜそっとしておいてくれないのか・・・
ついに眠れる獅子を起こしてしまった・・・
本来母乳が出たら喜ぶところなのだろうが、本当に恐怖しか感じなかった。
一人目のときの経験が、自分が想像していた以上にトラウマになっていたことに気付いた瞬間だった。
それからは来る看護師さん、来る看護師さんすべてに過去自分がどれだけ乳腺炎に悩まされてきたか、どれだけ乳腺が詰まりやすいかをアピールし続けていた。
カルテにはおそらく「乳腺炎の人」と書かれ、引き継ぎでは「あのおっぱいの人」と言われていたに違いない。
しかし毎回言い続けた甲斐もあり、多くの看護師さんがわたしのおっぱいを気にしてくれるようになり、定期的にチェックや搾乳をしてくれるようになった。
やはりアピールはしておくものだ。
「なんだか痛いんですけど…」そういって一日一回は助産師さんによる母乳マッサージをしてもらっていた。簡易的なものとはいえ、病院外で母乳マッサージに行けば1回4,000円かかるのだからかなりラッキーだった。授乳は思うようにできなかったけれど、乳腺炎にならずに状態をよく保つことができたのは本当に助産師さんたちのおかげだ。
この病院でわたしは初めて「手絞り」というものをできるようになった。
いままでは乳腺を傷つけたらどうしよう、という恐怖で自分の手で絞るなんてことはできなかったが、NICUに母乳を届けるために教えてもらうためにおそるおそる始めた。自動の搾乳機も持っていたのだが、乳腺が開ききっていないうちに使用をすると乳腺を傷つけることがあると聞いてやめた。
考えてみれば、一人目のときあそこまで乳腺炎がこじれてしまったのは手動の搾乳機のせいだった気がする。乳腺が開いていない状態で毎日これでもか、というくらいシュコシュコ搾乳し続けていたのだ。
そう思うと手動も自動も搾乳機は怖くなって使用できなくなってしまった。
最初のころ、手でいくら絞っても絞っても母乳は思うように出なかった。
手の平にはじっとりと汗をかき、胸の下からは汗が流れる。下を向きすぎて首はガチガチに凝り固まっていた。
しかし教えてもらいながら毎日やっていくうちに、なんとなくコツがわかってきた。
・親指と人差し指(中指)は対角線上に
・中に押し込み、つまむようにする
・張っている、痛い個所があればそこを軽く押すようにして絞る
・押すのは乳輪。それより外側を押すと乳腺を傷つける可能性あり
入院中に手絞りができるようになったことで、今も少し詰まったり、飲み残したなと思った時には自分でスムーズに出せるようなった。
ぴゅうぴゅうと飛ぶ母乳を見ると本当に気持ちが楽になるものだ。
あとアドバイスをもらって実践したことは「乳帯」をつけるということ。
くるくると丸めたタオルで胸をあげ、乳帯を胸の下の部分でぎゅっと結ぶ。
これで胸の重さで乳腺が圧迫されるのを防ぐことができるのだ。
いままでは自重で何度か乳腺炎を起こしていたが、これをつけてからは今のところ調子がいい。
without 乳腺炎で母乳育児ができることの幸せよ…
こんなにも新生児育児が楽しいなんて!
いまのところおっぱいは順調。このままどうかスムーズに日々を過ごせますように。
出産3日目 NICU3日目
腰に弱い痛みを感じて病院に電話したのは、5日の21時すぎ。
生理痛の軽いような、少しお腹を下す前兆のような、本当そのレベルの微々たるやつ。
念のために病院に行くことになり、夜道車を走らせた。エコーや内診しても異常はなく、NSTもとくに問題なし。
日曜の夜遅くなのに駆けつけてくれた副院長と看護師さん皆で「なんでだろうねぇ?」と首を捻っていた。
そのとき少しだけお腹がギュウッと張った動きをした。
「んー…やはりお腹は張っていますね。いろんな条件から考えても今から搬送して大きい病院で出しましょうか」
…え。まじか。
この病院で産みたいがために(美味しいごはんと優しい看護師さんたち)、血糖値コントロールがんばってきたのに。
36週
子があまり育っていない
妊娠糖尿病
いまの病院が個人病院であり、赤ちゃんに何かあっても対応できない
謎の弱い痛み(NSTでは後部の痛みの原因をキャッチできない)
いろんな要因があっての先生の判断。あれよあれよと救急車が到着し、そのまま市立病院へと運ばれた。
救急車には先生が同乗。
「初めての病院だと緊張するでしょう?僕が一緒にいき、手術サポートにも入ります」
…まじか。めっちゃありがとうございます。そして日曜のこんな時間にすみません…
救急車の中で熱を測ると37.8度あった。自覚症状なしで、熱があったらしい。
これと痛みの関係はいまだ不明。
大きな病院の対応能力は素晴らしかった。先生もスタッフも強そう。頼もしい。どんどんと作業は進み、6日0時すぎ娘が誕生した。
2238グラム やはりちょっと小さめちゃんだった。
でも小さいが元気に泣いてた。
妊娠糖尿病により、胎盤機能が落ちてた可能性があるらしい。ミミのときも同様。気づかなかっただけで妊娠糖尿病だったのかもしれない。
娘はNICUに入院することになった。
出産から2日間は、とにかく自分の身体を立て直すことで精一杯。しっかりした治療のおかげで、3日目にはかなり回復をした。それがいま。
したら急に悲しい波がやってきた。
産後ホルモンのせいもあるのは、頭ではわかってるんだけどね。
もうちょいお腹に居させてあげれたら
あの痛み、本当に騒ぎ立てるほどのものだった?わたしが我慢してれば…
そもそもわたしがもっと気をつけて、妊娠糖尿病にならなかったら
タラレバが止まらなくなって。
娘は元気にNICUでがんばっているのに、わたしの傷もどんどん回復しているのに。悲しくて。
他の人が赤ちゃんにおっぱいをあげているのがうらやましくて、涙が出てくる。
搾乳して届ければいいのだが、前回のトラウマがあり、下手に胸を触って胸にやる気を出させるのが怖くて。
看護師さんのマッサージ指導で、母乳がポタポタ出てきたときには、恐怖しか感じなかった。こんなにも前回の授乳がトラウマ的なものなっているとは…泣
桶谷では搾乳はあまり推奨されない。基本は吸わせろだ。
吸わせられないのに、たくさん作られたら…また乳腺炎になったら
低体重の子を出産したら、その子用の母乳がでる。だから飲ませたい、でも搾ってもし胸をこじられたら…
乳腺炎の恐怖がべったりと頭の中にあって、娘への罪悪感がそこにミックスされていって。
みんな元気なのに。モヤモヤが止まらなくなる。
どこかに吐き出したくて書いてみた。
あー外が明るくなってきた。
よかった。今日も1日がはじまる
35週3日 やっと慣れてきた妊娠糖尿病との付き合い
出産予定日(帝王切開)まであとちょっと。
術後は相変わらず怖いが、日にちが決まってるのはやはり楽だなぁ。
タイトル通り、妊娠糖尿病になってしまい、後半はバタバタした日々を過ごしていました。やっぱ、最初診断された時はだいぶ凹んだよね。
産婦人科の先生の口から出るのはリスクの話。赤ちゃんの低血糖、緊急搬送、NICU、転院、管理入院…
つわりはちょっとシンドかったけど、ここまで特に問題なくきたから。このまま出産まで行けるだろう、っていう楽観的な見通しがドーンっと絶たれて。
田舎だから、糖尿病の病院も遠くて。転院するなら、その病院もこれまた遠くて。旦那が仕事でほぼいない中、自分の仕事と上の子の育児と病院どうやって回すか、ってかそもそもお腹の子にどんだけ影響でちゃうんだろうって、考えれば考えるほどに不安になってしまいました。
結局、いろいろ綱渡り的な感じだったけれど、転院はしないですんだし、糖尿病もインスリン使わず、分食と血糖値測定だけで逃げきれそう!
よかった…
いろいろ試してよかった食事
⚫︎炭水化物を極力減らす
完全カットしようとしたら、栄養士さんにストップかけられた…妊娠してるから食べなきゃだし、しかし血糖値はあげたらだめだしで微妙なラインが難しかったー!!
炭水化物は分食すれば上がらないことが判明。しかし常に食べてる感でちょっとしんどい。麺がわたしは上がりやすいので、麺食べたいときはこんにゃく麺をミックスしてごまかす。
あと驚いたのは、『ふすまパン』が炭水化物じゃなくて、たんぱく質だということ!パンなのにね!ふっしぎー
⚫︎まず最初にたくさんの野菜
本当に食べ順で血糖値が面白いくらい変わる…半信半疑だっただけにこれにはびっくり。もともと生野菜がちょっと苦手で苦痛だったんだけど、習慣づくと逆に野菜から食べないと気持ち悪くなるように。いいこと!
⚫︎甘いの食べたくなったら80キロカロリーシリーズ
下手なカロリー0 糖質0より、質のいい甘味料が使われてるから、こっちを食べた方がいいとのこと!
アイスクリームのsunaoは本当に血糖値あまりあがらず!やっぱりね…時には甘やかしも必要だから!
わたしの場合、いっちばん上がったのはコーンスープとカレー(ちょっとなのに…)を同時摂取したとき。
もちろん最初に野菜たんまり食べて、肉食べてからの、ちょっと摂取しただけなのに…2時間測定値は163!
測定器を持つ手がブルブルしましたΣ(・□・;)
人によって上がりやすい食事があるのは不思議。
あとはお腹が張ると血糖値が上がる傾向も。
いろいろ不可思議すぎる…
【バチェラージャパン】若さまに憧れる
若さまロス。。。
男だったらマミちゃんを選ぶし、女として友達になりたい人を一人選ぶとしても、やはりマミちゃんを選ぶ。
しかし今ものすごく若さまに惹かれていて。この気持ちは何なのか考えてみた。
…お風呂で悶々と考えた結果、シンプルに「憧れ」なんだよなあ。
女は不安だと群れる。自分を確立するために人の目を気にして、持ってる物や付き合っている男のステータス、同じ女からの評価で他者からの鎧を作る。
わたしもそう。
人からどう見られるのか、そればかりを気にして他人の目を借りないと自分が見れなくて。
それがずっとしんどくて、変わりたかった。
若さまは、純粋な自分の努力で自分の鎧を作ってきた女の人。
二本の足でしっかり地に足をつけて、キリッと前を見据えて。しんどかったことも多いだろう。
だからかっこいいし、憧れる。
そんな風にして作り上げた鎧は、自分の一部として身についちゃっているから、外しにくいのだろう。
そこにコンプレックスを感じているあたりもまた、人間くさくてものすごく素敵だ。
彼女が今までどれだけ頑張ってきたかがわかる。
凛とした強い部分も、芯に隠した柔らかさや甘えたがりな部分も全て彼女の魅力。
しかし1番の魅力は彼女がきちんと自分と向き合ってきたこと。
本当かっこいい。
もっと見ていたかった!
会って話してみたいなー。
一緒にワイン飲みたい
バチェラーから学ぶ恋愛学 積極アプローチという名の感情の押し付け自己満
毎回バチェラーがはじまると、バチェラーのことが書きたくて書きたくて仕方なくなる!どうも、こばやしです。
突然ですが、わたしは恋愛が超絶下手くそ。恋愛体質で惚れっぽいのだが、アプローチがとにかく下手くそ。
「わたしは駆け引きとかできないから。好きになったら一直線だから!」なんてよくいっていて、自分の感情をストレートに伝えるのが良しと思っていた。
…が。
今回のバチェラー観てて、それがいかに痛い行為だったか痛感。
右手ちゃんのアプローチの仕方、まるで自分を見ているかのようだった。
気持ちが固まりだすと、相手にそれを伝えずにはいられない。
自分の言葉でさらに自分の感情が高まっていく。
相手だっていろいろ考えたいのに、間髪いれずに押しまくる
もっと伝えなきゃ!だって昨日より今日のほうがずっと好きだし!ってか1秒ごとに加速していくこの気持ち!伝えなきゃ伝えなきゃ伝えなきゃ伝えなきゃ!!!
→大概逃げられる
当たり前なんだが、恋愛って人と人とのコミュニケーションの上に成り立っているのだよね。
相手の気持ち(処理スピード)を慮れる思いやりが何よりもだいじ。好き、に至る導火線の長さは人によって本当に違うから。
せっかく少し火がつき始めていても、それは急かされた瞬間に消える。
だから待てる、引ける女がモテるのだよね。
しかし押せ押せ恋愛の人はそれが待てない。
わたしってば駆け引きできないから、ってわたしってば相手の感情とか無視しちゃうからって言ってるのとほぼイコールだよな、とやっと気づいた…
気持ちの押し付け自己陶酔。
もっと早くに気づきたかった…
バチェラージャパン シーズン2スタート
ミミの産後だだハマりしたバチェラージャパン。
2人目妊娠中にシーズン2がスタート!飲むことできないこの時期、夜の楽しみができるのはとてもうれしい。うれしすぎる。
友人とのバチェラー女子会は、アルコールなくともガンガン盛り上がるしね笑
バチェラーの何が面白いか考えてみたんだが、『普段可視化できない女の強烈な生態をみることができるから』これに尽きるとおもう。
〇〇な女っているよね〜
〇〇な女って嫌だ
しばし繰り広げられるこんな会話。
それに対し
まじ?そんな女いるの?!
そんな訳ないでしょ
と共感されないこともある。
特に会話相手が男性だったりした場合、かなりの確率で共有が得られない。
いるんだよ。女ってまじですっごいいろいろすげえからな
いくら説明してもし足りない、それを映像でリアルに見せてくれるのがバチェラージャパンだ。
婚活サバイバル、ってCMしてるけど、それより『女の生態観察ドキュメンタリー』のがしっくりくる。
それにしても指原のコメントが鋭い。よく見てる。そして他の女を使っての自分の見せ方がうまい。
なんやかんやで一番サラッと男を持っていくのはこのタイプで、近くにいたら怖いのだよね。