35週6日 外した指輪と死にもの狂いだった日々の回想
チンチラかわいいかわいいかわいい…
あとちょっとで臨月。あと30分くらい。
お腹が少しだけ下がってきたような気がする。
今日は指輪を外した。ここから先は浮腫むから、いざという時のことを考えて。
いま旦那と離れている分、指輪を外すのには勇気がいった。
縛り付けられる気がするから!
と昔はあんなに嫌っていた指輪なのに…人は変わるものね。
昔飲食で働いていたときのエッセイを書いている。コンテストがあるから、14日の締め切りまでに残り4万字。間に合うかな…笑
『酒あるところにドラマあり 居酒屋店長の「裏側」日常』
この子が産まれてくる前に、悶え苦しみながらもキラキラと働いていた日々を書き切りたいと思う。
短く刈り込んだ髪を金色み染め、大量の酒とタバコに助けられながら日々を死に物狂いで働いていた。
終電では帰ることができずに、店の硬い椅子の上で眠ることもしばしば。
ただ毎日が刺激的で面白くて。
あの当時、わたしは「いつ死んでもいい」と思いながら生きていたように思う。
エッセイを書きながら久しぶりに当時の記憶をありありと思い出す。
若かった
この言葉だけでは語り尽くせないあの日々。
出産予定日まで残り29日。どうか間に合いますように。まだ陣痛がきませんように。