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【改】33歳 酒好き女の妊娠出産・育児記

「酒好き女の妊娠記」改、「妊娠出産・育児記」として書いていきます。

胎盤機能不全と緊急帝王切開

37週3日。
37週の定期検診に向かう。何かと問題含みだった今迄の健診と違い、気軽な定期検診だったので入院セットも持たずに出発。

まずはいつもの検査。
「あら。前回と比べて体重が増えちゃったね」
赤ちゃんが小さいから、大きくなるよう食っちゃ寝したからね!

「診察まで時間あるし、今回も念のためNSTとっておこうか」
通常この病院では38週からの健診でNSTをとるのだが、看護師さんの取り計らいで最初にとっておくことに。

ダダダダダダ…
寝っ転がりながら赤ちゃんの心拍を聞くのは幸せだ。ちょっと動くと急に心臓の音が早くなるのもまたかわいい。

途中、ダッダッダッっと急に心拍がゆっくりになった。眠っているのかなぁ、とぼんやり思ってしばらくするとまたいつものダダダダダダに戻った。

時間になりやってきた看護師さんの顔色がグラフを見て変わる。
「あれ?ちょっとお腹張ったりした…?」
「いや、特に」
「もうちょっと測ってみようか」

しばらくすると診察室に呼ばれた。
「今日は誰かときてます?」
なんだか皆ざわざわしている。
「母と義妹と来ました」
「じゃあわたし呼んできますね!」
一人の看護師さんが走っていく

…何事?!

「とりあえずエコーを診ましょう」
エコーにうつるみみはいつもどおり元気そうだったが、大きさは全く変わっていなかった。
そこに呼ばれた母が何事かと入ってくる。

「結論から言いますと、赤ちゃんは今危険な状態です。今、今後の方針を決める必要があります」
??
急なことに状況が飲み込めず、隣の母を見ると、顔色がみるみる青ざめていく。
そこでやっと事の重大さに気づいた。
要約するとこうだ。

NSTの結論、赤ちゃんに危険な心拍の兆候が出ていることがわかった
●赤ちゃんが成長していない→やはり胎盤機能不全の可能性あり
●へその緒がやはり巻きついている

従って
うちの病院で産むなら今日帝王切開で出す

自然分娩を望むのであれば、いますぐ設備の整った大きい病院に移り、厳重管理下の元で入院する必要がある

「旦那に相談してきます…」
予想外の事の重要性に頭がついていかず、母とフラフラと診察室を後にした。

仕事中の旦那をつかまえ相談した結果、「今すぐに出す」という選択をした。
みみにとって最善の策を。

「こちらでお願いします」
と言った後、全ては驚くべきスピードで進んだ。
下の毛を剃られ、浣腸をし、手術台へ。
尿管を入れられ(これが一番嫌だった)麻酔をかけられ、手術スタート。

ぐっぐっと引っ張られる感覚が続く
カチャカチャという音

ちゃんとしなきゃ、母になるんだからと思っても怖くて気持ち悪くて、目の前がチカチカして。

手術開始からほんの数分後。
赤ちゃんの泣き声が聞こえた。

あぁ。出てきた…

泣き声を聞いていると涙が滲む。
みたいみたい

泣き声の方を向くと大量の血と胎盤らしき塊。
血が苦手なため、それだけで意識を失いそうに( ゚д゚)

お腹の方では何かを吸い出す音と感触。
羊水かな…

赤ちゃんは一瞬顔を見せてくれると、どこかに運ばれてゆき、後はひたすら手術が続く

永遠かと思われる作業が終わり、部屋を出ると旦那が。
新幹線とタクシーを飛ばして保育器前の抱っこに間に合ったらしく。顔をみたら一気に力が抜けました。

2016年7月4日13時59分
2320グラム 男の子出産。

無事にやってきてくれて本当に良かった。

NSTをやらなければ気づかなかった
NST中にミミが苦しいサインを出さなければ気付けなかった

早くて的確な判断をしてくれた病院、サインを送ってくれたミミ。
サポートしてくれた家族。すぐに飛んできてくれた旦那に感謝。

いらっしゃいミミ。
ありがとうね。