【改】33歳 酒好き女の妊娠出産・育児記

「酒好き女の妊娠記」改、「妊娠出産・育児記」として書いていきます。

出産3日目 NICU3日目

腰に弱い痛みを感じて病院に電話したのは、5日の21時すぎ。

生理痛の軽いような、少しお腹を下す前兆のような、本当そのレベルの微々たるやつ。

念のために病院に行くことになり、夜道車を走らせた。エコーや内診しても異常はなく、NSTもとくに問題なし。

日曜の夜遅くなのに駆けつけてくれた副院長と看護師さん皆で「なんでだろうねぇ?」と首を捻っていた。

そのとき少しだけお腹がギュウッと張った動きをした。

「んー…やはりお腹は張っていますね。いろんな条件から考えても今から搬送して大きい病院で出しましょうか」

 

…え。まじか。

 

この病院で産みたいがために(美味しいごはんと優しい看護師さんたち)、血糖値コントロールがんばってきたのに。

 

36週

子があまり育っていない

妊娠糖尿病

いまの病院が個人病院であり、赤ちゃんに何かあっても対応できない

謎の弱い痛み(NSTでは後部の痛みの原因をキャッチできない)

 

いろんな要因があっての先生の判断。あれよあれよと救急車が到着し、そのまま市立病院へと運ばれた。

救急車には先生が同乗。

「初めての病院だと緊張するでしょう?僕が一緒にいき、手術サポートにも入ります」

…まじか。めっちゃありがとうございます。そして日曜のこんな時間にすみません…

救急車の中で熱を測ると37.8度あった。自覚症状なしで、熱があったらしい。

これと痛みの関係はいまだ不明。

 

大きな病院の対応能力は素晴らしかった。先生もスタッフも強そう。頼もしい。どんどんと作業は進み、6日0時すぎ娘が誕生した。

2238グラム やはりちょっと小さめちゃんだった。

でも小さいが元気に泣いてた。

 

妊娠糖尿病により、胎盤機能が落ちてた可能性があるらしい。ミミのときも同様。気づかなかっただけで妊娠糖尿病だったのかもしれない。

 

娘はNICUに入院することになった。

 

出産から2日間は、とにかく自分の身体を立て直すことで精一杯。しっかりした治療のおかげで、3日目にはかなり回復をした。それがいま。

 

したら急に悲しい波がやってきた。

産後ホルモンのせいもあるのは、頭ではわかってるんだけどね。

 

もうちょいお腹に居させてあげれたら

 

あの痛み、本当に騒ぎ立てるほどのものだった?わたしが我慢してれば…

 

そもそもわたしがもっと気をつけて、妊娠糖尿病にならなかったら

 

タラレバが止まらなくなって。

娘は元気にNICUでがんばっているのに、わたしの傷もどんどん回復しているのに。悲しくて。

 

他の人が赤ちゃんにおっぱいをあげているのがうらやましくて、涙が出てくる。

搾乳して届ければいいのだが、前回のトラウマがあり、下手に胸を触って胸にやる気を出させるのが怖くて。

 

看護師さんのマッサージ指導で、母乳がポタポタ出てきたときには、恐怖しか感じなかった。こんなにも前回の授乳がトラウマ的なものなっているとは…泣

 

桶谷では搾乳はあまり推奨されない。基本は吸わせろだ。

吸わせられないのに、たくさん作られたら…また乳腺炎になったら

 

低体重の子を出産したら、その子用の母乳がでる。だから飲ませたい、でも搾ってもし胸をこじられたら…

 

乳腺炎の恐怖がべったりと頭の中にあって、娘への罪悪感がそこにミックスされていって。

 

みんな元気なのに。モヤモヤが止まらなくなる。

 

どこかに吐き出したくて書いてみた。

あー外が明るくなってきた。

よかった。今日も1日がはじまる