【改】33歳 酒好き女の妊娠出産・育児記

「酒好き女の妊娠記」改、「妊娠出産・育児記」として書いていきます。

妊娠糖尿病からの境界型糖尿病…泣

タイトルの通りです。

残念ながら境界型糖尿病と診断されてしまいました。。。

 

検査をしたのは出産から2カ月ほどしてから。妊娠糖尿病は出産したら大抵は治ると聞いていたので、油断して好きなようにいろんなものを食べて飲んで。

 

(もう糖尿病リスクもないのに、わざわざ病院いって検査とかめんどくさいなぁ。車で1時間かけていかなきゃいけないし。みーみも連れていかなきゃいけないし)

 

よっぽど行かないでおこうかと思ったが、やはり念のため行っておくかということで車を運転し病院へ。

久々の糖負荷テスト。まさか5回も血を抜かれるとは思わなかった…途中授乳時間とかぶってしまい、みーみに授乳しながらの採血(笑)

「このパターンは初めてだわぁ」と看護師さんたち。あっちからこっちから血を出して、血の大放出だ(母乳ももともとは血だしね)。

そして採尿は3回。「いや、もう出ませんってばー」といいつつも、なんとか絞り出せました。身体中からたくさんのものを出して帰宅。

 

 

そして検査結果を聞きに行く日。

なんとなく前日から体調がおかしなぁと思いつつ車を飛ばし病院へ。

しかし途中から本格的に体調がおかしくなる。身体がギシギシするというか、なんというか…。

それでもなんとか病院につくと、身体中が悪寒でぶるぶる震えだしてしまった。

「すみません、ちょっと体調おかしいんですが…」

あまりにも真っ青な顔をしていたのだろう。すぐに看護師さんが来てくれてベットに寝かしてくれた。

「赤ちゃんちょっと抱っこしていてもいい?」

そういってみーみも抱っこして連れて行ってくれて、ガタガタ震えるわたしを毛布でぐるぐるに巻いてくれた。

熱を測ると39.5度!!!

 

ああああああ。しくったー…来なきゃよかったー…

これどうやって帰るんだー

ってかなんで熱出てるんだー?!

ああああ、身体痛いつらい

 

毛布をかぶってガタガタふるえているわたしを看護師さんたちが、代わる代わる見に来てくれた。みーみも外で「かわいい、かわいい」っていってもらい可愛がってもらっている声が聞こえる。

 

ここ糖尿病専門のクリニックなのに、急に発熱して訪れてすみません。

そして仕事中なのに赤ちゃん任せてしまってごめんなさい!!

 

本当にやさしい病院で。ベットで横になっているところに先生が来て説明してくれた。

「大丈夫ですか??」

「はい。本当申し訳ないです」

「いやいや、大丈夫ですよ。身体だいじにしてくださいね。熱つらいですよね」

「ありがとうございます(なんてやさしいんだ泣)」

「それで検査結果なんですけどね、境界型糖尿病でした(以下検査結果数値について説明してくれる)」

「はあ、そうなんですね」

「いままで通り食事制限とあと運動してくださいね」

「あ、はい。わかりました」

熱で朦朧としていて、その時は(あー糖尿病ね)くらいにしか思っていなくて。

とりあえず今このつらい高熱どうしよう、帰りどうしよう、そろそろ授乳だなのほうが重要だった。

 

どうにかこうにか帰宅して、熱もさがって。そして改めて境界型糖尿病と言われた事実がじわじわと現実味を帯びてきて。急に居ても立っても居られない恐怖に襲われた。

 

あれ?境界型だから糖尿病ではまだないけれど、一歩手前ってことで。

食事制限ってひょっとして一生続けてなきゃいけないこと?!

あれ?大好きなお酒は?わたしのライフワークのお酒は?!

 

困った時のグーグル。

いまさらながらわきあがってくる数々の疑問を検索しまくる。

そこに出てくるのは怖い内容ばかり。

 

わたし身内に糖尿病患者一人もいないのに。

なぜ?どうして?

食べること、飲むことが人一倍大好きで、それを仕事にもしていて、今後こんなことやっていきたいって思っていろいろ考えていたのに。

なぜ?どうして?

絶望がじわじわと全身を包んでいく。

 

助けてくれたのは大学時代からの友人2人だった。

いつだってなにか困ったことがあれば親身になって相談に乗ってくれる彼女たち。

「境界型糖尿病だった」のラインに対し、自分のことのようにものすごくたくさん調べてくれた。それもすぐに。彼女たちだって子育てで忙しいのにも関わらず。

 

薄暗い部屋でソファーに横になりながら、検索をやめて彼女たちが埋めてくれるラインの画面を見ていると、どんどん気持ちが楽になってくのがわかった。

言葉のひとつひとつがすうっと身体の中に沁み入ってくるような。

 

そして決めたこと。

 

冬は野菜がおいしい時期だから!無理せず野菜ファーストで食事を楽しむ

甘いものはまぁ仕方ない。やめておこう

そんな感じでゆるゆると断乳まで食事制限をがんばってみて、そして再度検査を受けてみようと思う。

頑張りすぎて鬱になってしまったという経験談をいくつか目にした。鬱経験者としてはもう二度とは足を踏み入れたくない領域だ。

だから。

まずは出来ることから気をつけていこうと思う。

ひょっとしたら産後の影響がまだ残っていて、断乳するころにはすっかり治ってしまっていることだってあるかもしれないんだから。

 

そして早めに気付けてよかった。そういう体質なのだからもう仕方がない。

 

きっと境界型糖尿病になったことで見える、発信できることも出てくるはずだ。

糖質制限おつまみレシピとか酒好きのための高血糖対策とかね(笑)

 

前向きに。ゆるかやに。

まずは受け入れるところから始めていこうと思う。