こばかな流 乳腺炎対策マニュアル(最新版)
みーみが生まれて早100日。
幸いなことに、まだ大きな乳腺炎トラブルは起こしていない(一度高熱は出したけれども。あれは以前の乳腺炎のつらさとは比べ物にならない)。
以前乳腺炎対策の記事を書いたが、そこから乳腺炎対策についてプラスの知識を得たし、2人目の出産を機にさらに母乳についていろいろと学んだので今回はそれをまとめてみようと思う。
↓過去の乳腺炎対策
kanae-kobayashi.hatenablog.com
【食事編】
桶谷式は食事について厳しく指導している場合が多い。
またネットで検索してみても「乳腺炎になりやすい」「母乳がつまりやすい」などといったメニューが諸々でてくる。
しかし母乳に関して言えば口頭伝承的なものが多く、実際に何がよくて、何が悪いのか信憑性が薄い。母乳で栄養を持っていかれ、産後育児で精神的にもストレスがかかっているなか、ただただ「食事制限しなさーい」と言われたところで頑張れないことが多いと思う(頑張れる人もいるかもしれないが、わたしは無理だった)
チョコやアイスは詰まりやすい、ってわかっていても身体は欲するから食べちゃうし、油ものは控えろと言われたところで、おなかが減るからどんどんと食べたくなってしまう。
育児中は食べることが唯一といっていいくらいの娯楽なのだ。
わたしは2人目の出産時に妊娠糖尿病になり、その後境界型糖尿病になった。
そして現在低糖質の食事に変えているのだが…
胸がガチガチに張ることがなくなったり、詰まって痛い、と感じることがなくなったのだ!
通っている母乳相談室の助産師さんも「糖質オフすると母乳詰まりにくくなるわよ」と。
なんと。。これは早く知りたかった!!
わたしがやっている食事改善は以下。
・炭水化物は極力控える
ご飯はもち麦を混ぜて炊く。パンはローソンのロカボパンを多用。最近はチョコ蒸しパンやバタースティックなどバラエティー豊か。そしておいしい
・白砂糖をやめ、ラカントに変更
・食べ順を徹底。まずは野菜をたっぷり。その後汁物で身体をあたため、肉や魚。最後に炭水化物
・甘いものを食べたくなったら、チョコならカカオ70%以上のものをチョイス。低糖質のスイーツも最近はいろいろと出ているのでそれを食べる(ロカボシリーズ)
よくおっぱいが詰まる、といわれているカレーは小麦粉たっぷりだから血糖値急上昇。とんかつやからあげは衣に炭水化物が使われており、さらに油で揚げてあることにより血糖値が長い間高い状態をキープしてしまう。
何度もいうが、母乳が詰まりやすいものは血糖値を上げやすいものなのだ。
なので血糖値を上げないようにすれば、授乳中もおいしいものをたっぷりと食べることができる。ほんの少しだけ工夫することでストレスなく食事ができるのだ(わたしはこれに気付くまで、「ああ、これ食べたら詰まるのかなぁ。怖い。やめておこうかな」とたびたび食事中に恐怖を感じていた)
【詰まりそうになったら】
これはさっきの記事でも過去に書いていたが、いくつか修正を加えた。
あと重要なことは、胸に負荷を与えないこと、かな。
横向きで寝て胸を押しつぶしたり、ぶつけたりすることで乳腺が詰まってしまうこともある。またわたしは胸の自重で乳房したの部分が詰まりやすかったので、現在は胸の下にロールしたタオルを入れ、乳帯を使用している。胸を常に持ち上げた状態にしておけば下の部分が詰まることはない。
母乳マッサージの先生の話によれば、おむつ替え時に赤ちゃんに蹴られただけでその部分が乳腺炎になってしまうこともあるのだとか…
とにかく胸は大事にだいじに。
【漢方を飲む】
一人目の断乳時に漢方にはとてもお世話になった。
それまでわたしは漢方のことを信じておらず(すみません)、症状はあまり緩和されないと思っていた。しかし乳腺炎用に調合された漢方、驚くほどに効いたんだよなぁ。高かった熱はすうっと引いて。
よく葛根湯がいい、とか聞くけどわたしは全く効かなかった。
やはり漢方屋さんで調合してもらうものは全然違う。
引っ越した今でも、都立大学にある漢方屋さんから取り寄せた「乳腺炎予防」の漢方を毎日飲んでいる。乳腺を広げるような作用があるらしく、本当は乳腺炎になりそうなタイミング(なんだか胸全体がぼやあっとしてる、出が悪い、熱を持っているなど)で飲めばいいらしいのだが、乳腺炎怖さのため予防で飲んでいる!
おかげさまで、一人目にあれだけ苦労した母乳育児もいまのところスムーズ!
わたしの対策がすべての人に効くかどうかはわからないけれども。
寒くなるにつれ乳腺炎は増えてくるようなので、少しでもだれかの役にたちますように!